マタニティ歯科

medical

予防は「マイナス1歳」から
始めましょう
妊婦さんの歯周病は、早産・流産・低体重児など
出産時のトラブルに影響を及ぼします。
また、お母さんを始めとする周囲の大人が虫歯菌を保持していると
お子さまの虫歯リスクが上がってしまい、口腔環境を悪くする恐れもあります。
妊娠中からのお口のケアで、安全な出産と大切なお子さまの健康を守りましょう。
  • *
  • *

母親のお口の健康は
お子さまへ深く関わる

*

赤ちゃんは無菌状態のお口で生まれてきます
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はありません。ではなぜ「無菌状態」の赤ちゃんが虫歯になってしまうのでしょうか?
虫歯は菌による感染症です。赤ちゃんのお世話をする周囲の大人が虫歯菌を保持していると、食器の共有やキスなどのスキンシップにより赤ちゃんに虫歯菌を移してしまいます。
赤ちゃんにとって最も身近な存在に当たるお母さんは感染経路になってしまう危険性が高いため、特に口腔環境に配慮する必要があります。

*

お母さんに虫歯があると
お子さまの虫歯リスクが3倍になります!
2歳児の虫歯発生率の表からわかるように、母親に虫歯がある場合とない場合ではその差は一目瞭然です。このことから、生まれてくるお子さまのお口の健康を守るためにはお母さんのお口の健康が大きく関わることがわかります。
お子さまに虫歯菌を移してしまわないように妊娠中から治療や予防にしっかりと取り組み、お母さんのお口を健康な状態に整えることが重要です。
お母さんが安心して
通える院内設備
  • *
    楽しく遊べる
    キッズスペース
  • *
    お子さまに目が届く
    ファミリールーム
  • *
    保育士による
    無料託児
  • *
    赤ちゃん連れも安心
    おむつ替えシート

「妊娠中に受診したいけど兄弟がまだ小さいから大変」
「赤ちゃんを連れて受診できるか不安…」
というお母さんにも
ご安心いただけるよう、あい大人こども歯科クリニックでは
保育士による無料託児など
ファミリー向けサポートや医院づくりを
充実させています。どうぞお気軽にお越しください。

妊娠中のお口のトラブル、
ケア方法

*

妊婦さんはお口のトラブルが起きやすい
前述したように、妊娠中はお子さまの口腔環境に影響を及ぼさないよう虫歯や歯周病に特に気をつけないといけません。さらに妊娠中はつわりや嘔吐、ホルモンバランスの変化によってお口のトラブルが発生しやすい時期にもなってしまいます。
この時期特有の疾患もありますので、可能な限り普段と変わらないお口のケアを行いましょう。つわりがつらくて歯みがきできない、コブが歯ぐきにできた…など、お悩みや不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。
  • 虫歯・歯周病
    妊娠中はつらいつわりで歯みがきが充分にできなかったり、嘔吐の際に出た胃酸によって歯の表面が弱くなり汚れが付着しやすくなってしまうなど、虫歯・歯周病のリスクが通常よりも高くなってしまいます。
  • 妊娠性エプーリス
    歯ぐきがコブのように大きく膨らんでしまうトラブルで、女性ホルモンの増加が原因で起こります。ほとんどの場合は良性で出産後には自然となくなりますが、もし気になる場合はお気軽にご相談ください。
  • 妊娠性歯肉炎
    妊娠初期の急激なホルモンバランスの変化により、歯ぐきの出血や腫れなどの歯肉炎が生じやすくなります。妊娠性歯肉炎は通常の歯肉炎のように痛みを感じにくいので、発見が遅れて症状が悪化する恐れもあります。
こまめなケアで
お口のトラブルを予防!
  • care1 朝起きたらまずは歯磨き

    就寝中は唾液の分泌量が減るため、お口の中で細菌が繁殖しやすい状態になります。起床後すぐに歯みがきやうがいをして虫歯や口臭を予防しましょう。
    また起床後に限らず、就寝前や食後の歯みがきもしっかりと行うようにしましょう。

  • care2 こまめなうがいで予防ケア

    つわりが辛く歯を磨くことが困難な場合は、無理をせずにこまめなうがいで口腔内の汚れを洗い流しましょう。フッ素入りの洗口剤の使用が効果的です。
    つわりが安定しましたら通常の歯みがきを心がけ、お口を清潔にしましょう。

妊娠中の方におすすめな
治療時期

まずは一度ご来院ください!

最適な治療時期は「妊娠中期(安定期)」
出産後は子育てで忙しく、歯科医院へ行く時間が取れずにタイミングを逃してしまうことがあるため、妊娠中に歯科検診へ行くようにしましょう。
妊娠中の方に最適な治療時期は妊娠中期(安定期)です。妊娠後期ではお腹が大きくなるため、診察台に横たわることでさえつらく感じる方もいらっしゃいます。安定期に入りましたら虫歯や歯周病の治療を受けることはもちろん、痛みなどの症状がない場合もお口のクリーニングを受けに歯科医院へ足を運んでください。
  • 妊娠初期
    4ヶ月(15週)まで

    歯の痛みや歯ぐきの腫れなどの急性症状がある場合は応急処置を行いますが、適切な治療は安定期に入ってから取り掛かるようにしています。
    妊娠4〜8週は特に慎重に診療に取り組み、12週までは診療・治療計画とブラッシング指導までにできる限りとどめるようにしています。

  • 妊娠中期
    5〜7ヶ月(16〜27週)

    妊娠中期は「安定期」とも呼ばれる、胎児が胎盤により安定する時期です。
    通常の歯科治療(虫歯・歯周病治療など)をはじめ、レントゲン撮影や投薬なども安心して行うことが可能になります。妊娠初期で応急処置までにとどめていた症状も、安定期に治療することができます。

  • 妊娠後期
    8ヶ月(28週)以降

    お腹が大きくなる妊娠後期では、仰向けの体勢では静脈を圧迫してしまい血圧が低下する危険性があるため、歯科治療の受診に向いていません。
    また、早産などのリスクをできるだけ避けるために、治療も応急処置までにとどめるようにし、出産後に改めて再開するようにしています。

受診時のお願い

*

来院時に母子手帳のご提示をお願いします
歯科治療も全身の健康に影響を及ぼします。産婦人科の担当医から注意を受けていることや既往症、持病などがありましたら些細なことでも必ずお伝えください。
また、できるだけ負担が少ない体勢で治療を受けていただけるように配慮いたしますが、もし体勢がつらかったり体調や気分がすぐれない場合は無理をせずにすぐにスタッフへお申し出ください。

よくあるご質問

  • 妊娠中のレントゲン撮影による影響はありませんか?
    歯科のレントゲン撮影の焦点は口に絞られるため、直接腹部にX線が当たることはありません。さらに撮影時には特殊な加工を施した防護用のエプロンを着用し、腹部からX線を遮断しますので、胎児への影響はほとんどないと言えます。
    また、当院のレントゲン撮影は低被曝のデジタルレントゲンを使用して行います。患者さまのお身体に配慮したつくりになっていますので、妊婦さんはもちろん小さなお子さまでも安心して撮影できます。
  • 妊娠中の麻酔治療は問題ないでしょうか?
    歯科の麻酔は歯ぐきに打つ局所麻酔になっています。一般的な手術の麻酔よりも薬液が少なく、さらに注射をした部分で分解されるため、胎児へ影響を及ぼすことはありません。
    痛みを我慢するストレスの方が問題になることもありますので、痛みを感じる場合は遠慮なくお申し付けください。
  • 妊娠中に処方された薬を服用しても大丈夫ですか?
    妊娠中の方へのお薬の処方は極力控えるようにしていますが、もしどうしても処方が必要になった場合は、安全性が高いと認められたお薬の中でも妊娠の時期や状態、体調などに合ったものを厳選しています。ご安心ください。
  • 授乳中の母乳への影響は?
    通常の治療はもちろん、レントゲン撮影、薬の処方、麻酔治療が母乳に影響を及ぼすことはほとんどありません。服薬後・麻酔後は5時間ほど時間を開けていただければ薬が体外へ排出されますので、心配な方はそれから授乳していただくことをおすすめします。治療の際に授乳中であることをお知らせいただければ服薬のタイミングなどもご案内しますので、お気軽にご相談ください。
私たちと一緒に働きませんか? スタッフ募集中
ページの先頭へ戻る